新しいホームページを昨年末に作ってから早や1ケ月が経とうとしているのにコラムアップが遅くなってしまい皆様方にはご迷惑をおかけしております。(誰も期待していないかもしれませんが、、、)
スタッフがコラムを書いてあるのを横目に満を持して只今コラム執筆中です。(雑用が忙しくてコラムを書いている暇がなかった…とは 世間一般の常套文句ですが、今回はそうではなく順番です。)☜〖注〗言い訳
それでは 今回は十津川村産材について少しだけ書きます。
新しいホームページのトップページに『十津川村の木を使った木暮らしのススメ』とあります。
そして『私たち建築工房和-nagomi-は、奈良の気候風土に合った長く住まうことのできる家づくりをするために、奈良・十津川村産の木を使った木の家を建てています。人にも環境にも地域にも優しい木暮らし、はじめてみませんか?』ともあります。
今の建築は外国産材(ホワイトウッド・米松等)を使った家造りが主となっています。外国産材を使う事のメリットは国産材を使う事より広く流通しているので当然単価が安いです。北米・北欧・北洋等からかなりの輸送距離を使っても単価が安いのです。
対して国産材は外国産材よりも1~2割程度高いのが現状です。
山主さんが自分の山の木を伐って売りに出しても20~30年前に比べて安いと言われている現状なのに、なぜ国産材が外国産材よりも高いのか…………….. それは流通にあります。
日本の木は 伐採業者・運搬業者・市場・仲買人・加工業者・木材業者等 色んな業者が間に介在します。
それはコストアップにつながる事なのです。
十津川村では流通の見直しを図って
山(十津川村森林組合)⇒工務店⇒施主
と流通を大幅に見直して『産直住宅』を展開しています。
外国産材は輸送に多くのCo2を排出します。奈良・近畿地方で十津川村の木を使って家を建てる(輸送距離が短い)と言うことは、Co2をあまり排出せず、地球温暖化防止につながる事でもあります。
次回のコラムでは十津川産材の良さについて書きたいと思います。