2019年が早くも4分の1まで終わりそうなことに気づき
時の早さに怯えている尾藤です
前回
「UIとは、実際のシステムのこと。UXとは、提供されたものを使ってどう感じるかということ。」
と、ざっくりまとめたところで終わりました
今回は
この「UI」と「UX」を、家づくりに置き換えてお話していきますね
住宅における「UI」とは何でしょう
外壁、サッシの色、屋根の形、床材、キッチン、間取り、照明、、、、??
そうですね、上に挙げたものはみんなUIです
スイッチの高さや動線もUIになりそうですね
じゃあ、何が「UX」になるでしょう
気持ちいい、家事がしやすい、明るい、広い、寒い、収納が足りない、お手入れが楽、、、、
暮らしの中で生じる体験や感想は全てUXになります
通常、
与えられたUIに対してUXが生じる
という流れが一般的ですが
家づくりという一世一代のお買い物では、そんな悠長なこと言ってられません
新しい住まいで快適に暮らしたいけど
木の家ってどんな感じ、漆喰ってよくわからない、設備って何を選んだらいいのか、、、
色々不安なところもあると思います
そこで和では
体感して頂いてから形にするという逆の流れで家づくりを行っています!
どういうこと(゚∀゚)?
ざっくり言うと
設備には標準仕様というものがないので、ショールームでお好きなものを選んで頂けます
構造見学会で、十津川産の杉や檜がどう使われているのか、断熱材がどう施工されているのかを見てもらいます
完成見学会では、漆喰や無垢のフローリングで出来た空間や動線を体感して頂けます
さらに、OBのお客様にお家を見せて頂いて、和の家づくりや暮らしのお話を聞くこともできます
どんな素材を使っているのか、それでどんな空気感になるのか、どんな家ができるのか
どの設備が自分にとって使いやすいか、今住んでいる家のスイッチが高い、などなど
体験してもらったものを家づくりに活かしていきます
ということです
家づくりにも「みんなが使いやすい」ことを考えるのは大事です
でも、もっと大事なのは
「住む人の暮らし方に合った使いやすさ」を考えることです
打ち合わせを重ねて、その人にとってどうあることが使いやすいか
を教えてもらって我が家を形にしていきます