GWが終わり、新元号である令和にまだ慣れていない現場監督の松葉です。
今回は普段、皆様が住まわれているお家の壁や天井の下地がどうなっているか下地処理を題材として取り上げてみました。
一般的にクロスや塗り壁の下地にはこういった石膏ボードが使用されています。
この写真ですとビス穴や、ボード同士の目地の凹みがそのままなので、この上からクロスを張ってしまうと仕上がりが平滑にならずビス頭が見えてくる場合があり、美しく仕上がりません。
ですのでパテ処理が必要になってくるわけです。
パテを目地や凹凸のあるところに塗り込み、ヤスリで削り平坦にしていく作業を繰り返していくと……。
このようにパテがぎっしり壁に張り付いた状態になります。
写真ではわかりにくいですが実際に触れるとボードとの凸凹がなくなり平滑になっています。
ここからクロスや漆喰塗りの仕上げにより壁と天井の仕上げが完成となります。
今回は普段見ない壁や天井の下地についてでした。
次回も完成前の現場でしか見れないような写真を添えてのコラムにしたいと思います。