ボチボチとリハビリをしながら仕事をしている雑用係の松葉です。
そんな状態なので夏の間実家に帰ることができなく、この秋久しぶりに実家に帰ることができました。
(十津川への道はカーブが多く骨折をしている手では運転がおぼつかなく、最近左手が少しマシになったので帰郷する事にしました。)
今回帰郷した訳は10月14日に行われる「十津川村森林ツアー」の伐採地の確認と、いつも実家の母に作ってもらっているお弁当(ツアーの帰りに食べます)のパックを届けるために帰郷しました。
伐採地を確認した後 実家へ帰り届け物をしたら直ぐに、母親から農作業の手伝いをしてくれとの依頼。
たまたま帰っていた妹と一緒に母が刈り取った粟を紐で結んで軒先に干す作業。
1~2時間作業をして無事に軒先に掛ける事ができました。
この粟の別名は「むこだまし」
なぜ婿だましと言う別の呼び名があるのか?
昔 十津川村では山間部の為、あまり米が採れませんでした。
ある日そんな米が採れない十津川村の農家の家にお婿さんを迎える事になりました。
お婿さんが来るのに家にはあまり米が無い 困ってしまった農家の人たちはご飯に粟を混ぜてお婿さんに出したそうです。
そして粟入りのご飯をおいしそうにお婿さんは食べてくれたので その粟の事を「むこだまし」と言うようになったそうです。
実家では粟入りのお餅を良く作るのですが、普通の餅に比べて黄色いので本当にお婿さんを騙すことができたのかな?と粟餅を食べるたびに思っています。