こんにちは。秋めいてきましたがまだまだ昼間は暑いですね。
早く涼しくなってきて欲しいと思います。現場監督の松葉です。
今回は現場の安全管理というコラムです。
お施主様が将来に渡って住まわれる住宅の事故は絶対に避けたいものです。
初めに建築現場での事故の原因は何が1番多いと思われますか?
工具での事故?建築物の倒壊?
実は一番の事故が多いのは転落落下事故です。
主に足場や脚立、部屋内の吹き抜け、屋根での作業中等の落下事故が最も多いです。
このような重大な事故には法則があり、「ハインリッヒの法則」と呼ばれています。
1人の重大な事故が発生する陰には29人の軽傷、300人の表には出てこない「ヒヤリ」としたことや「はっと」したことがあることを指し示す法則です。
この「ヒヤリ・ハット」には不安全な行動と不安全な状態下での作業が主な原因だと言われています。
例を挙げると
脚立の天板に登っての作業・脚立の開き止めを止めていない状態での作業など数えだすだけでキリがありません。
道具の使用方法を守り、危険な作業をする前に危険予知をしっかりとすることが重大な事故を防ぐことにつながります。
簡単なようでおろそかにされやすいですがしっかりと順守していき現場での事故を0にしたいですね。