寒さが深まるこの季節
大阪ガスさんのショールームへ見学に行ってきました
(大阪ガスショールーム ディリパ・奈良)
ガラストップのキレイなビルトインコンロがいっぱい(゚∀゚)
我が家はオール電化のためガスにあまり馴染みがないので
スタッフさんにガスのことを色々と教えてもらいました
ガスには「都市ガス」と「LPガス」、大きく分けて2つの種類があります
・都市ガス
メタンを主成分に持つ天然ガス、液化天然ガス(LNG)。
空気よりも軽いので、ガス感知器を壁の上の方に設置。
・LPガス
プロパンやブタンを主成分に持つ液化石油ガス(LPG)。
空気よりも重たいので、ガス感知器は足元に設置される。
一般的にプロパンガスと呼ばれるタイプ。
また、ガスコンロは使用する鍋を選ばないので、
ビルトインコンロを替えたからといって、鍋まで買い替える必要なし!
土鍋を使った料理や直火で炙りも楽しめます
ところで、やっぱり気になるのはガスの安全性
「ガスは炎をつかうので、服の袖へのもらい火や、子どものいたずらなどがちょっと心配」
という声は多いそうですが
実は、最近のビルトインコンロはすべて「Siセンサーコンロ」なので
油の加熱しすぎによる火災の発生や、鍋の焦げ付き防止など、安全機能が充実しています
「Siセンサー」とは、
鍋底の温度を感知する「温度センサー」と、
立消えを防止する「炎検知センサー」のこと
これらのセンサーが、鍋底の異常な温度上昇や、ガス漏れを見張ってくれるので
コンロが原因で起こる火災を防止します
具体的には
温度センサーが、鍋底の温度を見張り、
調理油が危険温度になる前に自動消火し、油の発火を防いだり
煮こぼれや風で万が一火が消えても、自動でガスを遮断してくれるので
火は消えているのに、ガスが出続けるような事故を未然に防ぐ機能になっています
今ではSiセンサーがついていない家庭用コンロは法律で販売が禁止されているので、
現在販売されている家庭用コンロのどれを選んでも、安全装置がしっかりと装備された
Siセンサーコンロとなっています
温度センサーの、鍋底の温度を計る特性を活用することで安全機能だけでなく
・設定した温度でキープできる
・コンロを使って、自動でご飯を炊ける
(スイッチ一つで、温度センサーで鍋底の温度をはかって、ちょうど良い火力を自動で調整してくれる)
・お湯を自動で沸かすことができる
(沸騰したらブザーでお知らせし、自動消火までしてくれるので、お湯が吹きこぼれる心配もなし)
といった便利な調理機能にも活かされています
Siセンサーの搭載により、ガスコンロは安全なだけでなく便利なものになりました
もう一つ
ガスでの調理は火力が魅力
熱線を使う電気と炎を使うガスとでは火力に倍近くの差があり、
予熱時間がほとんど要らないのでとっても時短になります
今やグリルは魚を焼くだけではもったいない!
高温で表面の水分を飛ばしてくれるので、
揚げ物の温め直しも衣がサクサクになるのだとか
キャセロールやグリルパンなどの調理器具も充実していて、
パンや蒸し物まで出来てしまうのでお料理の幅が広がりそう
もう「魚焼き器」なんて呼べません
グリルと言えば
やっぱり気になるのはお手入れの件
ですが、
これが
こうなって
ここまで分解できちゃう
私の目の前で
1分もかからないうちに分解されてしまいました
このまま食洗機でも洗えるので
焦げ付きとドロドロのグリルに悩まされることもありません
ちなみに
ガス設備を利用するには、ガスコンセントが必要なので
設置したい機器があるところには予め計画が必要です
電気のコンセントとプレートが一体になるものもあるので、
電源とガスを別々のところから引っ張ってくる必要もなし
何かの拍子でヒューズが抜けても
ちゃんとガスが止まる仕組みになっているのでガス漏れも安心
他にも、給湯設備の仕組みやお得なお話も教えてもらいました
でも、今回はここまで
尾藤
大阪ガスショールーム ディリパ・奈良
奈良県奈良市学園北2丁目4−1
近鉄奈良線 学園前駅から徒歩5分