こんにちは。コロナの影響が収まるどころか広まりを見せていることにより一層注意して体調管理、衛生管理をしていかねばと思う今日この頃です。現場監督の松葉です。
現場監督をやっている際によくお施主様から壁にちょっとした小物の取り付けをよく依頼されます。
しかし、いざ取り付けてみようとするも下地がなく柱や間柱を探しての取り付けとなり結果としてお施主様の希望の位置と離れたところに取り付けをすることがあったりします。
ですので今回は「下地の重要性」ということで下地についてです。
壁の内側を見てみると写真のように主に柱と間柱と断熱材が入っています。(窓がある場合ですとその周りに窓枠部材とカーテンレール下地があります。)
写真を見てみると壁面積に対して取り付けることが出来る下地が少ないのが分かります。
何故下地が必要なのかと言いますと、多くの場合この上に石膏ボードを貼り、クロスや漆喰で仕上げを行いますが、取り付けるビスや釘が柱に当たらず石膏ボードのみにあたりそこから抜けたり場合によってはボードが崩れてしまいます。(石膏ボードの主成分は石膏なので非常にもろいためビスや釘を支えることが出来ません。)
ちょっとした小物を取り付ける際には壁にボードアンカーなどを使い取り付けることが出来ますが、
棚や姿見などを取り付ける際にはやはり下地にばっちりと付ける必要があります。
ですのでこれからお家を建てる際には1度部屋の内装を想像して頂き、こういったものを取り付けたい!というのを予め決めて頂くことを強くお勧めします。
それでは今回のコラムはここまで。
次回をお楽しみください。