こんにちは!まだ奈良の寒さに慣れてないみやしょうです!
先日棟上げに参加してきました!棟上げとは1日で1階の柱から屋根に至るまで、家の全ての骨組みを組み立てることを言います。普段の現場は2~4人程度で作業していますが、棟上げの日は他の現場の大工さんや施主様など、全員集合して10~15人程度の大掛かりな作業となります。
棟上げが始まる前はもちろん柱も壁もないので重機や人力で運んで1本ずつ組み立てていきます。
前回投稿した土台伏せ工事と同様「いろはにほへと」と「1~9」の記号が書かれた柱を同じ記号の土台に建てていきます。
現場では絶え間なく大工さん同士の会話が飛び交っているので賑やかな雰囲気で作業は進んでいきました。
お昼過ぎには家の全体像が分かるくらい組みあがっていました!
大工さんの作業スピードが速すぎて見てるだけでも忙しなく感じます(;´Д`)
柱や梁を組み立て終わると、壁や天井となるボードを運びます。
骨組みが出来上がっていく中で、ひと際僕の目を惹くかっこいい部材がありました!それは『登り梁』と呼ばれる部材です。登り梁とは屋根の勾配に沿って斜めに登るように架けられた梁のことを言います。登り梁の背景に青空が見えるのも棟上げの日だけなので迫力満点で見応えがありました!
梁を架け終わると屋根の下地材を組み立てていきます。屋根の部材だけでも名称がたくさんあります(-_-;)
最後は壁にボードを張って棟上げは終了です!朝まで土台しかなかったところが大工さん達の連携プレイで約半日で家の形になりました!
僕も写真を撮ってるだけじゃなく自分にもできる作業はしてました(^o^)
1日でここまで作業が進むのは工事全体でもこの日だけなので、家を建ててる実感がより感じられて楽しかったです!
棟上げが終わると骨組みが出来上がったことを祝う上棟祭をします。これからの工事で怪我などが無いように施主様が施工者をねぎらい、完成への祈願として行われる儀式でもあります。この儀式が終わってこの日は解散になりました。
これからの工事は長いですが、施主様が満足されるような家を造れるように頑張っていきます!