Column

家づくり

暖かい影の立役者!家全体を包み込む断熱材

2022年12月24日

みやしょうの現場日記

こんにちは!先週まで暖房つけてなかったみやしょうです!

 

先日、現場で断熱材の工事が行われました!ここ数日寒さが増す一方なので、お家の中が暖かくなるのに欠かせない 断熱材 について書いていきたいと思います!

 

はじめに『断熱材』がどのようなものかというと、室外から室内への熱の移動を遅らせ、室外の温度が室内に伝わりにくくなる素材のことです。

 

断熱材と言っても吹き付けタイプやフェルト状のもの、ボードや自然素材などたくさん種類があります。今回の現場では 現場発泡断熱材 という吹き付けタイプの断熱材でした!

 

吹き付け断熱材は大工ではなく専門の業者さんが施工してくれます。現場発泡断熱材とは、ウレタン系の断熱材を現場で吹き付け、発泡させる断熱材です。この日は大工は休みになります。

 

 

断熱材を吹き付ける前と後では景色がガラッと変わりました!

 

 

吹き付けが終わると、柱などからはみ出した断熱材を削ります。削り終わった断熱材はスポンジに似た質感です。

 

 

主に断熱材は、窓等で入れることのできない部分を除いて、家を覆うように外周部に入れていきます。壁だけではなく屋根にも吹き付け、家全体を断熱します。

 

 

断熱材を施工する際、フェルト状やボード型だと壁体内の配管や部材など、障害物に合わせて加工しなければいけませんが、吹き付け断熱材の場合は障害物があっても隙間なく施工できるのが大きな特徴です。

 

 

断熱材の施工が終わると、上から壁や天井の下地材となる石膏ボードを張っていきます。この作業から大工の仕事です。

 

ボードを張ると当然、断熱材は見えなくなります。目には見えませんが無いと困るので建物において断熱材は 影の立役者” です\(^o^)/

 

 

ここまで家の 中』の断熱材について読んでいただきましたが、実は上棟する前、つまり家の下』にも断熱材を入れていたんです!これは 床断熱 といい、名前の通り床部分に断熱材を入れる工法です。

 

 

床断熱に使用したのはボード型の断熱材です。土台や大引きの間にすっぽりハマるので簡単に施工できました!土台と断熱材の隙間に気密テープを張って完了です。家の下から屋根裏まで断熱してるので、これで家全体を覆うように断熱出来ました!

 

断熱材の施工前は家の中での作業も寒く、作業着を7枚着てましたが、施工後は暖かいので4枚でも少し暑いくらいです!自分の体感で気温の変化に気づいたので断熱材の効果もよく分かりました!

 

また別の種類の断熱材を施工する機会があれば書いていきたいと思います!

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