こんにちは!22歳になったみやしょうです!今回は土台伏せ工事の完成までの様子を書いていきたいと思います!
朝、現場へ行くと雪が積もっていたので、まず雪を落とす作業からスタートしました!前回に引き続き、伏せた土台に大引きを設置していきました。大引きは910mm間隔で設置していきます。
ここで家の構造だけでなく、換気のお話を少ししたいと思います。こちらの家は地中熱を利用した全熱交換型の換気システム 澄家(すみか)Eco を採用しています。全熱交換型とは換気と同時に、※1顕熱も※2潜熱も交換できるものを言います。
※1温度 ※2湿度
澄家Ecoは土台伏せ工事の時点で、床下に設置します。夏の厳しい熱が徐々に地中に伝わり、熱エネルギーが溜まる頃には冬になっています。その地中熱が床下全体から自然に放熱されることで、床下は暖かい空間になります。この時点で地中熱で保温されていることになります。そこに澄家Ecoを設置し、床下の地中熱を利用して冷たい外気を熱交換し、温度を上昇、加湿し室内に取り込みます。
そして室内給気口より部屋全体に給気され、熱交換等が行われます。交換された空気は室内排気口より排気され、床下のチャンバーへ1か所に集められ、屋外に排気されます。亀みたいです🐢
チャンバーに接続されているアルミダクトの中を空気が流れ、家の床下全体に伸びています。
床下には換気ダクトの他にも水やお湯の配管などたくさん通っています。床下や天井裏には色々なものが納まっていますね(*^_^*)
澄家Ecoは床下に給気するため、床下に外気が入ると意味がないので、空気を通す基礎パッキンではなく ※気密パッキン を使用しました!
※床下を外部と遮断した状態にするために使われるパッキン
少ない電力で夏は涼しく、冬は暖かいお家になるのでお財布にも環境にも優しい換気システムです!また、給気口や排気口が外側の低い部分に取り付けられる予定なので、お手入れもしやすくなっています。工事の関係上、施工がまだなので写真はありませんが、取り付けられたら、改めて紹介しようと思います!
全熱交換器の設置が終わると、土台と大引きに構造用合板を張っていきます。床下が見られるのはここまでになります。
約40分程で合板を張り終えました!大きいお家なので上棟前だと遮るものが無いのでより大きく感じます!
土台伏せ工事はここで終了です!予報外れの悪天候などハプニングもありましたが無事に工事が完了できて良かったです!
工事が終わったタイミングで柱や梁が届いたので荷上げしてこの日の作業は終わりになりました。
お家が大きいだけあって部材の量も多かったです!( ゚Д゚)
次回はいよいよこの部材で上棟になります!