こんにちは!お菓子不足のみやしょうです!
今回は住宅仕上げの 漆喰塗り について書いていこうと思います!
和の住宅では外壁や内装を漆喰塗りで仕上げることが多いので、漆喰について皆さんに知ってもらおうと思います!
『漆喰』とは、消石灰(石灰石を焼いて水を加えたもの)に骨材を加えて水で練った塗り壁材です。
漆喰壁には 夏の湿気 や 冬の乾燥 を防ぐ効果があります。また、調湿機能 に優れているので、一年を通じて部屋の湿度を快適に調整してくれます。更に、防火性 にも優れているためキッチンにも安心して使用できます。
漆喰塗りは大工さんではなく、左官屋さんが行います。漆喰塗り工事ではまず、練り混ぜ機に漆喰と水を入れ、混ぜていきます。
生クリームのようになるまで混ぜていきます。
材料を混ぜ終わるとバケツに分配していき、左官屋さんにバトンタッチします。左官屋さんが作業しやすい固さにするため、更にミキサーで混ぜる場合もあります。
漆喰を綺麗に塗るために、壁には石膏系のパテで下地が塗ってあります。パテでボードの継ぎ目やビス穴を埋めて平滑な面を作ります。
ここからいよいよ漆喰塗りに入ります!左官屋さんが丁寧に素早く塗っていきます。
今回の漆喰塗りでは施主様の希望により左官屋さんが全て塗りましたが、和では漆喰塗りを施主様と一緒に行うことが多く、普段はあまりできない体験ができるので思い出になるはずです…!
材料が少なくなってくると、また練り混ぜ、運び、の繰り返しで作業を進めていきます。
漆喰を塗り終わった壁は、真っ白で室内も明るくなるので、塗る前とはガラッと印象が変わります!
仕上げは左官屋さんの使うコテの種類によって変えることもできます。滑らかでフラットな仕上がりや、扇形、他にも串目模様のコテを使うと線状の綺麗な模様で仕上げることもできます!
左官屋さんが漆喰を塗っている様子は見ていて気持ちいいです!全て塗り終わると漆喰が乾くまで数日待って漆喰仕上げは完了となります。
漆喰塗り工事は施主様も参加できるので終始賑やかな雰囲気で進んでいくので楽しいです!
また、施主様も参加される漆喰塗り工事に参加することがあれば、その様子も書きたいと思っています!