只今 事務所の改装中のため仕事がはかどらず、コラムを一日遅れでアップしている雑用係の松葉です。
今回は砂防ダムについて書こうと思います。
平成23年の秋 十津川村は台風12号の影響で山は崩れ、家は流され相当な被害を受けました。
私の実家も例外ではなく裏山が崩れ道路が通行止めになりました(幸いにも実家は被害を免れました)
〈水害で流された裏山と田んぼ〉
谷川の水(普段はちょろちょろと流れているだけの小さな谷です)が溢れあっという間に木や田んぼを押し流してしまいました。
電線も切断され道路も寸断され当然電話もつながらない状態が1週間以上続きました。
(先程実家は被害を免れたと書きましたが、実際連絡が付かなかった1週間は実家の両親が本当に生きているのかどうか分からず、とても心配をしていたのを覚えています。)
そんな災害から6年経った一昨年、山がこれ以上崩れないようにと実家の裏山に砂防ダムが完成しました。
〈工事途中の写真です〉
完成したダムを見に山道を30分ぐらいかけて見に行きました。
〈砂防ダムが見えてきました〉
まだ土砂が残っているので、歩きづらく予定よりも時間がかかってしまいました。
〈思っていたよりも大きいです〉
〈砂防ダムの裏側はこんな感じになっていました〉
〈流された木を型枠代わりに使っていました。〉
この砂防ダムよりも少し小さいですが川上にもう1つ砂防ダムがありました。(写真はありません)
これで大きな台風が来ても今度は大丈夫と思いたいですが、前回のような台風が来たら果たして本当に大丈夫?かなと思ったのも本音です。
でもあった方が無いよりは少しでも安全であるのは確かでしょうから、雨が降っても「実家は大丈夫かな」と思いながら心配する回数は減ったのは事実です。