道路の標識って遠くから見ても
そこに描かれた情報がわかりやすいですよね
同じ文字でも、遠くから見てハッキリ目立つ配色と
何が書かれているのか見えにくい配色があります。
これを色の視認性といい、
目に付きやすい配色を「視認性が高い」といいます。
色と明度に差があるほど視認性は高くなります。
色には、より目立つ色、人の関心を引きつけやすい色というのもあります。
このような色のことを誘目性(注目性)の高い色といいます
視認性とは違い、人の感情や心理に影響しているもので、
一般的には暖色で明度と彩度が高い色が目立ちます。
(と言っても、鮮やかな色ばかりのところではモノトーンの方が目立ちますし、
暗い色のところでは鮮やかな色が目立ちますし、組み合わせる色に因って変わってきます)
「色」に色を着けてみましたが、赤い「色」に目を引かれる人が多いのではないでしょうか
郵便ポストが赤いのも、一般的に誘目性の高い赤色だったら街中でも目立ちやすいという理由があります
(消火器や非常ボタンが赤いのも同じ理由)
尾藤