師走に入り毎日寒い日が続いていましたが、この2日程は少し寒さも和らいだ感じですが気温の変化についていけない雑用係の松葉です。
先日実家に帰ったら母から「80歳を過ぎているのに出産した」 との はなしが。
????
確かに母は80歳をとうに過ぎている86歳の老婆ですが
まさか!!!
と思いましたが、よくよく聞いてみると実家で飼っている犬の「あか」が子犬を出産したと言う話でした。
「あか」は実家で生まれて15年以上経っている老犬ですが今でも山を駆け巡ったり、熊野古道の「小辺路」の旅人の道案内をしている元気な犬です。
母が言うには「何ヶ月か前に熊野古道の道案内をした時に子犬を授かったのではないか」との事
私が見に行った時は生後1週間ぐらいでちょうど目が開き始めたところでした。
犬にとっても高齢出産は辛いらしく、産まれる前1週間ほどはほとんど餌も食べず横になっていて、出産をした当日は痛くてずっと鳴いていたそうです。
でもいったん産まれるとお腹が急に空いたみたいで、餌を一日中食べていたそうです。
いつもなら4~5匹産まれる子犬も高齢出産の影響なのか1匹しか産まれませんでした。
母に「この子犬を飼うんやろ」と聞いたところ「私も85歳が過ぎているので ’あか’ みたいに15年も生きたら多分犬の方が長生きするので残った犬もかわいそうだし他人様に迷惑をかけてしまうので飼わない」との事。
その言葉にハッとさせられた次第です。