今では当たり前の考え方になりつつある「バリアフリー」
1974年、国連障害者生活環境専門家会議が《バリアフリー・デザイン》という報告書を出したことから、
この言葉が使用されるようになりました。
お年寄りや障害のある人が社会生活をしていく上での障壁(バリア)を除去するという意味で,
段差の解消等の物理的障壁の除去が主な意味合いとして使われていましたが,
最近では社会的,制度的,心理的な障壁の除去という意味でも使われるようになっています。
バリアフリーという言葉が知れ渡ると共に、家を建てる際にもバリアフリー仕様の住宅が検討されるようになりました。
2003年のハートビル法の改正で対象となる建物が共同住宅にまで広がり、現在はバリアフリー対応の建物が多く見受けられます。
また、交通バリアフリー法の制定により障壁なく駅が利用できるようになり、
高齢者やハンディキャップのある人も安全に出かけられるようになってきました。
和の家づくりでは、不要な段差を作らないことはもちろん、家の中の建具をできるだけ引戸にすることをオススメしています。
引き戸により、扉の開け閉めによる負担を軽減すると同時に、住宅内でのスムーズな動線を確保します。
また、気密性や断熱性能にこだわることで、どこにいても同じ温度を感じられる住環境を目指しています。
和の家づくりでは、物理的な障害だけでなく温熱環境のバリアフリーにも取り組んでいます。
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