こんにちは!最近顔が丸くなってきたみやしょうです(゜-゜)
今回は 床板(フローリング) の施工方法について書いていこうと思います!
床板は壁や天井と違ってクロス(壁紙)を張ったりせず、板がそのまま仕上げになるので釘やビスで固定すると怪我の原因になったり、見栄えが悪くなるのでこのような方法では施工しません。
では皆さんはどのようにして床板を施工していくか知っていますか?
ずばり、その施工方法は 本実矧ぎ(ほんざねはぎ)という方法です!
本実矧ぎとは、床板の側面それぞれに凸部と凹部を作りお互いをはめ込むという方法です。
フローリングのほとんどはこの本実矧ぎで施工されています。
床板は厚さ24mmの構造用合板の上に張っていきます。
床板を張る前に合板に、接着力が非常に高いウレタンボンドを先に均等に塗っていきます。
床板の凸部と凹部同士を叩木を使ってはめ込んでいきます。
そしてこのように実(さね)同士がはまります!
床板を奥まではめ込ませたら、凸部に※フィニッシュネイルを打っていきます。
※足長のホッチキスの芯のようなもの。
次の板を施工した際にこの部分は見えなくなるので、仕上げた際に見栄えが悪くなる心配もありません!
床板を張っていくと、このように段々フローリングぽくなってきました。木目も美しくとてもきれいです!
万が一物を落としたりして床板に傷がつくとやり直しが困難なので、床板を施工すると同時に養生ボードを上から敷いていきます。
このような流れで床板は施工していきます!
そして工事が全て完了し、引き渡しの直前に養生ボードをはがします。床板の色が明るいのではがした後は、部屋の中が明るくなります!
床材は杉で傷がつきやすい材質ですが柔らかく温かい木なので、気持ちよく暮らしていただける素材です。きっと、傷一つ一つにも思い入れが持てるようになると思います。
お家全体の雰囲気も温かく感じられます(´▽`*)