こんにちは!みやしょうです!先日4度目の棟上げに参加してきました!
1階の柱から屋根まで組み上げていく作業をしている中で、柱や梁など構造部材をそれぞれ接合、補強している金物がたくさんあります。
小さいものでも重要な役割を果たしているんです!
色々な種類の金物がある中で、現場で使う金物をいくつかシリーズに分けて紹介していこうと思います!
第1弾は 羽子板ボルト について書いていこうと思います!
羽子板ボルトとは、梁と梁を直角に固定する補強金物です。
名前の通り羽子板のような形の金物と、それに差し込むボルトから成っています。差し込むボルトにはかんざしボルトという名前がついていますが、ごく一般的な真っすぐのボルトです。
それぞれを組み立てて使用します。たくさん作りました(;’∀’)
棟上げの日にスムーズに作業が行えるように土台伏せ工事の時点で梁に通せるボルトは通しておきます。
梁同士を組み立てて、お互いを接合していきます。ボルトを締める前はこのような感じです。
羽子板を片方の梁に通し、羽子板の部分からかんざしボルトを入れ、もう片方の梁に固定します。その後、先に通した梁側を固定します。締めた後は後はこんな感じになります。
全ての梁に通して補強していきます。
羽子板ボルトは地震時や台風時に梁が脱落するのを防ぐために梁の両端部に取り付ける必要不可欠な金物です!
次回はまた別の金物を紹介しようと思います!