十津川村の自然に溶け込む
夢のセカンドハウスが実現
都市部にお住まいのO様ご夫婦は、週末ごとに十津川村へ足を運ばれるほど、
この地の自然に魅力を感じておられました。
セカンドハウスをご計画されるにあたり、「日当たりの良い平屋」を条件に物件を検討。
その中で出会われたのが、築100年を超える古民家でした。
既存の間取りはダイニングキッチンと和室4間で構成されていましたが、壁や柱を整理し、
現在の暮らしに合わせて再構成。
居室の板間と洋室とし、最も広かった和室はビルトインガレージへと間取りの変更を行いました。
また、玄関から続くU字型の土間は勝手口からキッチンへとつながる動線とし、日々の使い勝手にも配慮。
板間は一段下がることで、空間に変化を持たせつつ、開放感と落ち着きの両方を図っています。
計画にあたっては、お施主様のご提案のもと図面化、施工段階でも現場にて調整を重ねながら進めてまいりました。
古民家再生においては、既存材の状況を見極めたうえで適切に手を加えることが重要です。
柱や梁は丁寧に磨き直し、必要に応じて補強・補修を実施。
さらに補修箇所や建具についても既存のものを生かしながら、空間全体に違和感なくなじむように仕上げています。
お施主様の暮らしに寄り添うこと、そして古民家の特性を活かすこと。
その両面を大切にしながら、素敵なかたちに仕上がりました。
Point.1 古民家の魅力を生かしながら暮らしやすさを実現
・既存の柱・梁・建具を活かし、間取りを再構成
・玄関から続くU字型土間や一段下がった板間で空間に広がりと変化
・日常の動線や使い勝手に配慮した設計
Point.2 ビルトインガレージで空間を有効活用
・広い和室をガレージに変更し、新しい用途を確保
・既存空間を活かした機能的な再生事例
DATE
■建築地:奈良県吉野郡十津川村
■延床面積:40-45坪
■設計・施工:株式会社 和(建築工房 和-nagomi-)