コントラストが美しい瓦屋根の外観。
畳と障子のあるリビングと窓のあるキッチンに、
ご夫婦それぞれの書斎と計算しつくされた造作家具。
流行に左右されない自分スタイルにこだわった
十津川杉や桧をふんだんに使用した焼杉の家。
「洋風よりも和風、木造で瓦屋根を建てたい」
何が好きでどんな暮らしがしたいかが明確だったI様にとって思う家を建ててくれる工務店を探すことが何よりも
重要だったそう。そんな頃、十津川産の木をつかった家を建ててくれる弊社の存在を知り、
「ここなら安心して家づくりを任せられる」とI様とのお家づくりが始まりました。
畳で障子を使用と決めていたというI様にとって、畳リビングは必然でした。
そして室内にある家具はほとんど弊社「753FURNITURE」のもの。
どこに置くかを話し合い、収納計画を立てた上で造作しているので、まったくの無駄がない。
「エアコンやストーブに頼らず、自然の風を感じながら快適に過ごしたい」と話すI様にとって
理想の住まいに出来上がりました。
こだわりPoint.1
準防火地域のため制限の多い中、木を使いたいとお施主様のご要望で
外壁下地を防火仕様で施し焼杉を貼りました。
屋根は三州瓦を使用し、1階は黒い焼杉、2階は白い漆喰でコントラストがはっきりとした外観。
こだわりPoint.2
素材にこだわった家づくりをお考えだったI様ご夫婦。
壁の中の断熱材にもこだわり、木繊維断熱材「シュタイコゼロ」を採用。
木を繊維状にしたものを壁の中へ吹き込んでいます。
合せて24時間換気システム「sumika」の併用で、室内はいつも快適に保たれています。
こだわりPoint.3
1階の床は桧、2階の床は杉の無垢材
シューズクロークや収納スペースにも、調湿効果のある杉板を張るなど、あらゆる部分に徹底して木を使用しました。
玄関正面にある引き戸の奥には、奥様のテレワークスペースで、キッチンにつながっています。
DATE
■建築地:奈良県奈良市
■延床面積:35-40坪
■家族構成:4人
■設計・施工:株式会社 和(建築工房 和-nagomi-)